ダイケン畳表
ダイケン健やかおもて お手入れ方法
凹み・傷つき・汚れへの配慮
●土足用途や水濡れ、汚れの激しい場所には使用しないでください。
●重いもの(ピアノやオーディオラックなど)や、角張った形状のもの、キャスター付きのものを上に置かないようにしてください。
ご使用状況によっては、一時的に製品表面に凹みが生じる場合があります。
また製品上でテーブルや椅子などを使用すると、製品表面に凹み跡が残る場合があります。
●上に置いたものを引きずらないでください。物を引きずると製品表面にすり傷がつく場合があります。
●座椅子には背もたれと座面の接合部分などで、製品表面を損傷したり、製品表面が凹んで元に戻らなかったりする場合があります。
そのような座椅子は使用しないでください。
●車椅子・キャスター付の椅子は製品表面を損傷・汚染する場合がありますので、使用しないでください。
●靴やスリッパで歩行しないでください。
日常のお手入れ方法
●日頃の掃除と換気を必ずおこなってください。
汚れやほこり、過度の湿気などの条件でカビの発生やダニが増殖し、健康を害する恐れがあります。
● 掃除機は畳の目に沿って力を入れずに軽くかけ、埃やゴミを取り除いてください。
また掃除中に固形物を踏んだり引きずった場合、傷がつく恐れがありますのでご注意ください。
●日常のお手入れは、乾いた雑巾で畳の目に沿って乾拭きしてください。
●月1回程度、かたく絞ったぬれ雑巾で表面を軽く拭いてください。
決して、ぬれ雑巾で強くこすらないでください。
表面が白っぽくなる恐れがあります。
●過度な湿気を含ませないために、お天気の良い日には窓を開けて風通しを良くしてください。
●スチームモップ、スチームクリーナー等の強い蒸気を用いる掃除機は使用しないでください。
表面を傷めたり、機能が低下したりする可能性があります。
●化学雑巾は使用しないでください。化学雑巾の種類によって含まれる成分で畳の性能が発揮されなくなったり、変色したりする恐れがあります。
●ノズル式の殺虫剤は畳床のポリスチレンフォームを溶かす可能性がありますので使用しないでください。
もしもの時のお手入れ方法
「何かをこぼしてしまった時はスグ対応!」がお手入れの基本です。
〔お茶やコーヒーなどの液体をこぼしてしまった場合〕
●ダイケン健やかおもてには防汚加工がされていますが、お茶やジュース、調味料をこぼ した場合は2〜3分の間に乾いた布などで吸い取ってください。
時間が経ってしまうと汚れが染み込んで落ちにくくなってしまいます。
●雑巾などで強くこすらないでください。
表面が白っぽくなってしまう場合があります。
●汚れ染みは畳おもての色や織り方によって目立ち方が異なります。特に明るい色はご注意ください。
〔ケチャップやバター、化粧クリームなど油性物をこぼしてしまった場合〕
●水で薄めた中性洗剤を布などに含ませ、かたく絞ってから軽く拭き取ってください。
●強くこすらないでください。表面が白っぽくなってしまう場合があります。
●中性洗剤が表面に残ってしまうと撥水効果が落ちてしまいますので、良く拭き取ってください。
〔小麦粉やベビーパウダーなどの粉体をこぼしてしまった場合〕
●畳の目に沿って掃除機をかけてから、かたく絞ったぬれ雑巾などで拭き取ってください。
●強くこすらないでください。
表面が白っぽくなってしまう場合があります。
〔灯油などをこぼしてしまった場合〕
●ただちにティッシュペーパーなどで吸い取ってください。
〔マジック・クレヨンなどで汚してしまった場合〕
●表面にクレヨンや油性マジック、インク、墨などがつくと汚れが落ちませんのでご注意ください。
消毒方法
〔塩素系漂白剤を使用する場合〕
①塩素系漂白剤を、次亜塩素酸ナトリウム濃度が0.05%になるよう希釈し、布に浸み込ませて優しく表面を拭いてください。
②消毒後、かたく絞ったぬれ雑巾で拭き取り、最後に優しく乾拭きをして水分を完全に取り除いてください。
〔エタノールを使用する場合〕
①消毒前にかたく絞ったぬれ雑巾で表面の汚れを優しく拭き取ってください。
②濃度70〜95%のエタノールを布に浸みこませて優しく表面を拭いてください。
※消毒後の水拭きが不十分であったり、上記方法以外での消毒は、作業後に製品表面が変色、機能低下する恐れがあります。
※強く擦らず織り目に沿って優しく拭いてください。摩耗により製品表面が白っぽくなる場合があります。
※繰り返しの消毒作業は、製品にとって非常に過酷な状態となるため、ご注意ください。
(詳細は厚生労働省のHPを参考にしてください)
もしもの時のお手入れ方法②
お手入れが遅れてしまった場合でも、あきらめずに対応しましょう。
〔食料品などによるシミ汚れの場合〕
●水で倍に薄めたキッチン用漂白剤(塩素系)またはお手入れセットの洗浄液を綿棒につけて、シミ汚れ部に塗ると10分程度で消えていきます。
●漂白剤を長時間放置すると、変色する場合があります。
●目立ちにくい部分で試してから、行ってください。
●浴室用やトイレ用、洗濯用の漂白剤は使用しないでください。
●強くこすらないでください。表面が白っぽくなってしまう場合があります。
●畳ヘリに塩素系漂白剤が付着すると変色してしまう恐れがありますので、ご注意ください。
●作業時はお部屋の換気を十分にしてください。
●時間が経ってしまうとシミ汚れがとれない場合があります。
●漂白剤をつけた部分は必ず仕上げにかたく絞った、ぬれ雑巾で拭き取ってください。
●お手入れ時はゴム手袋を着用してください。
〔凹み跡が残った場合〕
●3分間くらい蒸しタオルを当ててください。
蒸気で凹みを小さくすることができます。
●長時間当てると変色する場合がありますのでご注意ください。
●ここち和座の場合は剥離の原因になりますので、スチームアイロンやスチームクリーナーは使用しないでください。
〔軽度の焼け焦げ跡(たばこなど)が残った場合〕
①かたく絞ったぬれ雑巾などで汚れや焦げ跡をこすり落とします。
②#400の紙ヤスリで焦げた部分のみ削ります。
③紙ヤスリで削って白化した部分にお手入れセットの補修塗料を塗る。
もしくは、アクリル系のつや消しクリアスプレーを軽く吹き付け、乾く前に布などで拭き取り、なじませた後、自然乾燥してください。
●お手入れセットの補修塗料とアクリル系のつや消しクリアスプレーはすり傷の補修にも使用できます。
●作業時はお部屋の換気を十分にしてください。斜光によっては補修部分が目立つ場合があります。
●焦げ跡が深く残ってしまった場合には、補修ができません。
〔万が一カビが発生してしまった場合〕
●水で倍に薄めたキッチン用漂白剤(塩素系)やアルコールで拭き取ってください。
●漂白剤を長時間放置すると、変色する場合があります。
●目立ちにくい部分で試してから、行ってください。
●浴室用やトイレ用、洗濯用の漂白剤は使用しないでください。
●漂白剤をつけた部分は必ず仕上げにかたく絞った、ぬれ雑巾で拭き取ってください。
●お手入れ時はゴム手袋を着用してください。